ともみ先生のハッピー子育てライフ第20回「赤ちゃんが生まれたらチェックすべきお口のポイント9つ!」
みなさん、こんにちは!
先日お宮参りをしてきました。赤ちゃんもすっかりふっくらして、兄たちが代々着用してきた衣装もぴったりになりました!無事に(静かに)御祈祷を終えることができてほっとしました(笑)
さて、今回は「赤ちゃんが生まれたらチェックすべきお口のポイント9つ!」についてお話します。
このポイントは、すべてお口のどこかに問題があることを表しています。早めに見つけて早めに解決してあげることで、将来のよい歯並びになる鍵となります!
その1)お口があいてないか?(寝ているとき&起きているとき)
赤ちゃんは基本鼻呼吸です。でも富士型と呼ばれる唇の形のせいでお口があいてしまうことがあります。また寝かせ方や抱っこの仕方でもお口があいてしまうことがあります。
ちなみに我が家の赤ちゃんも、どんなに寝方や抱き方を気を付けても、唇の形の影響で口があきやすかったです(T-T)
その2)上唇小帯(上唇の中央部のスジ)が短かったり・太くないか?
先ほどお口があきやすい唇の形「富士型」をご紹介しましたが、この唇になってしまうのはこの「上唇小帯」が主な原因です。またこのスジが太いとおっぱいが浅飲みになってしまうため注意が必要です。上唇をめくって確認してみましょう!
その3)上唇に吸いだこができていないか?
上唇の中央にぷくっとまるい膨らみができていることを「吸いだこ」といいます。これがあるということは、おっぱいを飲む際に上唇が巻き込まれている証拠!浅飲みになってしまうことが多いので注意!
その4)舌小帯(舌の下部中央になるスジ)が短くないか?
舌小帯が短いと舌の動きが制限され、おっぱいがうまく飲めないことがあります。母乳がうまく飲めない大きな原因の1つはこの舌小帯にあります。またこのスジが短いと将来発音が気になるようになってしまうこともあります。
その5)下唇の下に線が入ってないか?あごにうめぼし様のしわがないか?
この線やしわは、「オトガイ筋」と呼ばれる筋肉が過度に使われているときに入ります。放っておくと、下前歯がガタガタの歯並びになる原因になります。
その6)舌が白い
舌の表面が白いのは乳汁の残り蓄積されている状態です。これも、おっぱいを飲む際に舌がうまく動いていない証拠です。また浅飲みの場合でも白くなることがあります。舌が上手に動くようになると、本来のピンク色に戻ります。
その7)おっぱいを飲むときにチュパチュパ音がする
本来上手におっぱいが飲めているときは無音です。チュパチュパ音は、舌が吸い付いたおっぱいから外れてしまうときにでてしまう音で、うまく舌が使えて飲めていない証拠です。
我が家の長男はこのチュパチュパ音がすごかったです。そして空気をよく飲んでしまうためお腹がはったり、おならが多かったです。
その8)おっぱいを飲んでいるとほぼ毎回寝落ちする
おっぱいを飲む度に必ず寝落ちして、またすぐ目が覚めおっぱいをほしがる赤ちゃんは要注意!これは授乳により呼吸がしにくくなり、血中酸素濃度が下がり気絶しているような状態。主な原因は短い舌小帯にあります。
我が家の次男は、よく寝落ちする子でほっぺをつんつんして吸てつの継続を促すことが多かったです。
その9)寝るときはほぼうつぶせ寝(生後3か月頃~)
これは赤ちゃんに限らず、睡眠中に呼吸障害が起きている可能性を示すサインです。赤ちゃんのうちに改善させてあげるがおすすめです。
これら9つのポイント、どれか1つでも該当する項目があった方は、ぜひ私の診察を受けにいらしてください!人生が変わるアドバイスをさしあげますよ(^^)