ともみ先生の“ハッピー子育てライフ”第5回 赤ちゃんのあごの発達について
みなさん、暑い夏がやってきましたね!
先日矢巾町で夏祭りが行われ、沢山の屋台や、さんさ踊りのパレードなどを娘と2人で楽しみました。写真はお祭りをぐるっと楽しんでそろそろ抱っこ〜という表情の娘です。夜には花火があがり、どん!という大きな音にビクっとなる娘と愛犬の表情がなんとも可愛らしかったです。
それでは今回は「赤ちゃんのあごの発達」についてお話しします。
みなさん、「他人の子は成長が早い」なんていう言葉を聞いたことはありませんか?暫く会わないうちに「えっ!?いつの間にこんなに大きくなったの⁈」と驚くことはしばしばあると思います。
特に赤ちゃんの成長は著しく、生まれた時、体重約3キロ、身長約50センチですが、1才になる頃には体重は3倍(+6キロ)に、身長は1.5倍(+25センチ)になります。この成長が著しい時期に、あごもどんどん発達しています。
写真は出生後5日と生後6ヶ月の娘の歯型です。こんなに大きくなるの(@_@)!?と私自身ビックリ仰天でした。数値的にみると、上(横+6.8mm 縦+8.00mm) 下(横+11.9mm 縦12.1mm)です。
ちなみに生後すぐの写真と生後6ヶ月の顔写真を比べてみても明らかに大きくなっていることがわかると思います。
最近、歯並びが悪い子が増えていると言われています。まだ歯が上4本しか生えていないのに、もう重なってしまっている子さえいます。ではなぜ歯並びは悪くなってしまうのでしょう?
歯並びが悪い子に多いのは、あごが小さく歯が並びきらない(そう生)という症状です。つまり、あごが大きく発達できないことが、歯並びが悪くなる大きな原因ということです。
簡単にまとめると、あごを大きく発達させることができれば歯並びが綺麗な子になる可能性が高い!ということです。
あごを大きく発達させるポイントは大きく2つです。
①妊婦さんの姿勢が良いこと。(子宮の形が綺麗なまんまるであること)
あごの発達はお母さんのお腹の中から始まっています。以下にお母さんのお腹の形と生まれてくる赤ちゃんの上あごの形を比較しました。
②4才までにしっかり上あごを発達させること。
「上あごの前方の成長は3才前後(乳歯列完成期)までに終わってしまう」と言われています。(参考:Health Dentistry Ⅱ)
特に上あご前方の発達が著しい、生後3ヶ月の赤ちゃんの姿勢(まんまる)がとても重要です。また「哺乳」から始まり「食べる」というあごを使う動きがいかにしっかり育成されるかが大きなポイントになります。(これについては、今後ブログにて詳しくお話させていただきますね)
当院ではマタニティコース、赤ちゃんコースで赤ちゃんの適切なあごの発達をサポートしております。赤ちゃんの発達は一人一人違うため、発達の状態に応じてお母さんに寄り添いながらサポートさせて頂きます。
詳しくは当院までご連絡ください^_^