第25回妊婦さんの姿勢~自身の姿勢評価からわかったこと~
みなさん、こんにちは!
3月に入り、春の気配がしてきましたね。
我が家は、長女が卒園・入学を控え、そわそわしてきております。
長らくお世話になったこども園との別れが実感として沸いてきて、親としても寂しさを感じつつ、保護者会のメンバーである夫は慣れない準備作業にアタフタしております(笑)
さて最近の神の前キッズデンタルパークのトレンドは「軸育士」です。
最近、子どもたちの姿勢の崩れ、運動能力の低下、口の機能の発達不良(口呼吸、歯並びの乱れなど)が問題になっています。それを解決する方法がないか、探していた際に出会った「軸育士」。歯科・理学療法士・保育士という今まで関わりが薄かった専門家が集結し、子どもの姿勢の軸を整える新たな取り組みについて、1月~3月にかけて学んできました。さらに!1月からなんと当院も理学療法士の資格をもったスタッフが新たに入局しました!!詳しいご紹介は、HP・インスタ・キッズ通信等を通してお知らせしていきますね(^^)
今回は、その軸育士で学んだ「姿勢評価」について実際の私の写真をもとにご紹介していこうと思います!
そもそも姿勢評価とは何かというと、前面・側面・後面から見たときの身体の傾きや歪みを、それぞれの部位でチェックし、どこの筋肉が弱く、鍛えていくべきかを分析していくことです。
それではさっそく私の姿勢評価をしていきます☟
人間の身体は左右均等(シンメトリー)が理想ですが、私の姿勢評価からもわかるように体はよくよく見ると傾き・歪みがあるのが普通です。それにより代償運動(弱いところを補う動き)が生じ、過度に負担がかかる部位に痛みがでてきます。
私の場合、妊娠時のトラブルとして腰痛がありますが、骨盤が右回旋していることが、この腰痛の原因の1つであろうと思います。今回痛みを感じたのは左側だったので、右の腹横筋が弱く、左で代償している可能性があります。
このように、普段あまり意識せずに使っている体ですが、肩こりや腰痛などの体の不調は、体軸(体を支える)となる筋肉の筋力低下が原因の可能性があります。筋肉の低下が進むと、将来自分の足で歩行できなくなり、寝たきりになってしまい、そこからQOL(人生の質)が一気に低下してしまいます。また妊婦さんの姿勢は子宮の状態にも影響があり、胎児の体の発育にも影響を及ぼします。(マタニティライフ第11回参照)さらに、体軸を構成する筋肉は、分娩時にも重要な働きをします。健康な赤ちゃんを産むためにも、正しい姿勢を維持する筋力を鍛えることはとても大切なことがおわかりいただけたでしょうか?
次回は、この体軸の鍛え方についてマタニティVerの一部をご紹介いたします。お楽しみに(^^)