ともみ先生の“マタニティライフ”第12回 マタニティコース⑤ 「操体法・呼吸法」「レオポルド触診法」「だっこの仕方・おひなまき」
妊娠9ヶ月後半にさしかかり、ついに出産を意識する時期に入ってきました。ありがたいことに経過は順調で、お腹の張りもなく今日も元気に働いております!
今日は出産に備えて、身体を整える「操体法・呼吸法」について保育士に指導してもらいました。
①ネコの操体法②尻尾さがし③骨盤調整④体側伸ばし⑤腕のバランスを整える操体法 などを実際に体験し、身体がじわーっと温かくなるのを感じました。
この操体法は無理なく行うことが基本なので、妊婦でも気持ちよく行うことができ、出産と産後のお母さんの身体を整え、体調を改善しやすくすることにもつながるということでした。さっそく今日から、起床時と就寝前に5分程行っていきたいと思います。
また、前回もお話した「レオポルド触診法」を保育士に行ってもらいました。お腹をとんとんして、コンコンと高い音が返ってくるところに赤ちゃんがいて、ドンドンと少し鈍い音がするところには羊水があるといった具合でお腹を探っていき、赤ちゃんのだいたいの向きをイメージしていきました。保育士とともに赤ちゃんの現在の様子をイメージすることで、大いに盛り上がりました(^^)
そして最後に、「だっこの仕方・おひなまき」について指導してもらいました。赤ちゃんは生後1年くらい、お腹の中で過ごしていたときと同じ「まんまる=背中全体がC型カーブ」になっています。赤ちゃんを寝かせるときやだっこするときもその状態を維持してあげるようにすると、赤ちゃんはとても安心しますし、すくすく成長してくれるため、歯並びに影響するあごの発達も良好になります。実際に赤ちゃんの人形を使って、赤ちゃんのだっこの仕方を練習しました。
また、まんまる姿勢を維持するために赤ちゃんをくるむ「おひなまき」の方法も練習しました。おひなまきでくるんであげると赤ちゃんは自然にまんまる姿勢をキープできるためとても安心するとのこと。そしておひなまきをすると、だっこもしやすくなりお母さんも助かります。またちょっとだっこがぎこちないお父さんにも、おひなまきは大活躍!赤ちゃんが丸まった状態なのでだっこがしやすく、コツがつかみやすいのでお母さんも安心です。
だっこや寝かせ方、授乳の仕方については産後の「赤ちゃんサポート」でも実際に自分のお子さんで上手にできているか、保育士がサポートします!「私のだっこの仕方は大丈夫かな?」と不安に思っていらっしゃる方はぜひ、当院にお問い合わせください!