ともみ先生の“マタニティライフ”第3回 夜の歯みがき後のおう吐
私は職業柄、歯みがきをしない毎日なんて想像できない!
ほど歯みがきを愛して止まないのですが、つわりがひどい時期は歯みがきの時間が苦痛で仕方ありませんでした。
もちろん、歯ブラシを口につっこみすぎると気持ち悪いというのもありましたが、一番苦痛だったのは口の中にたまった唾液を吐き出すことでした。ペッと吐き出した瞬間、オエ~~となってしまうのです。せっかく歯みがきしたのに…(泣)
おう吐してしまうと、胃酸があがってきてお口の中がすっぱい状態になりますよね。
お水でうがいしてもお口の中の不快感はなかなか改善しません。みなさんはこんな時どのように対処していましたか?
☆デンタルアドバイス☆
おう吐してしまった後、お口の中が気持ち悪いから歯みがきをしているという方はいませんか?実はそれ間違いなんです!!
おう吐してしまった後のお口の中は、酸性になっているため歯が溶けだしています。つまり歯がダメージを受けている中で、歯ブラシでゴシゴシこすってしまうと歯はどんどん削れてしまいます。
おう吐後の正しい対処法は、一番簡単な方法はガムを噛むことです。ここでオススメしたいのが「Pos-Ca F(ポスカ・エフ)」というガムです。
このガムは、カルシウムとフッ素を含んだガムで、噛むとお口の中にカルシウムイオンとフッ化物イオンが溶け出し、胃酸で歯から奪われてしまったカルシウムを元に戻す働きと、ついでにフッ素まで供給してくれちゃうという優れもの!!
そしておう吐した後の気持ち悪いお口の中をすっきりさわやかさせてくれる3種類のフレーバーがあります。ガムを噛むと唾液も沢山でるので、唾液の酸性状態も早く改善させることができます。
またこのガムには、むし歯菌のえさになる砂糖が含まれていないので、私のように歯みがき後におう吐してしまう方は、改めて歯みがきをする必要はありません。
私はこのようなつわり症状は妊娠5ヶ月まで続きました。